ミニリンメルト

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Q&A

A:
年齢や体重換算による投与量の目安は設定していません。多尿の程度や膀胱サイズ、抗利尿ホルモン分泌量等、ミニリンメルトの治療効果に関与する因子が多いため、患者体重別ではなく適応症毎に承認された用法用量の範囲内での投与量を推奨しています。
そのため、夜尿症の小児に投与する場合には、6歳児であっても120μgから投与を開始してください。
A:
添付文書「用法・用量に関連する使用上の注意」には水分摂取管理の重要性を考慮して「水なしで飲む」ことを記載しています。合わせて、ミニリンメルトは口腔粘膜からも一部吸収されるため、「水なし」で服用することを推奨しています。水と一緒に服用した場合、口腔粘膜からの吸収が低下する可能性があります。
また、「用法・用量に関連する使用上の注意」に「口の中(舌下)に入れると速やかに溶ける」ことを記載しており、唾液が多く速やかに溶けやすい舌下への投与を推奨しています。
A:
添付文書「使用上の注意 2.重要な基本的注意[夜尿症](1)」には「過度の飲水を避け」と記載しています。「ミニリンメルト服用2-3時間前(夕食後)から翌朝まで、コップ1杯程度に抑えてください」と服薬指導をお願いします。
なお、夜尿症診療ガイドライン20161)では、「服用1時間前から8時間後までの飲水量を240mL以内に制限することが推奨」と記載されています。他に「10mL/体重kg 以上の水分摂取は避ける」との報告2)もあります。 過剰に水分を摂取した上でミニリンメルトを投与した場合は、低ナトリウム血症を引き起こし水中毒へ至る可能性があります。夜尿症治療における水分摂取管理の重要性も考慮し、水分摂取制限をはじめとする生活指導が重要です。
  1. 夜尿症診療ガイドライン 2016 日本夜尿症学会編集 診断と治療社
  2. 大友 義之 他,小児科診療 2013;76(4):661-666.
A:
一包化、粉砕、半割は製剤特性上、避けて下さい。 添付文書「適用上の注意」に、「開封したとき水分と光に不安定なため、使用直前にブリスターシートから取り出すこと」と記載しています。
なお、ミニリンメルトは水なしでの服用を推奨しています。他の薬剤を水と一緒に服用した後、最後にミニリンメルトを水なしで服用してもらうためにも、「一包化」は推奨できません。
A:
製剤として味やにおいはつけておりません。無味無臭です。
A:
飲み忘れて就寝した場合は、そのまま睡眠を継続させその日の服用はスキップし、翌日の就寝前から1回分を服用します。前日分と合わせて2回分を一度には服用しないで下さい。
A:
できるだけ夕食後2-3時間経ってから、ミニリンメルトを服用してください。
夕食で摂った水分(お米などに含まれる水分も該当します)は通常2-3時間で6-8割が尿となって体外に排泄されます。夕食で摂った水分がある程度尿として排泄された後にミニリンメルトを服用することで、体内に過剰に水分をためこみにくくなります。夕食後すぐにミニリンメルトを服用した場合、体内に過剰に水分が溜まり、ミニリンメルトの副作用(低ナトリウム血症/水中毒)の発現リスクが上昇する可能性があります。
A:
夕食が遅くなっても、夕食後2-3時間経ってからミニリンメルトを服用し就寝できるのであれば問題ありません。夕食から就寝までの時間が短く、夕食後2時間以内にミニリンメルトを服用し就寝する場合には、野菜や果物などに含まれる水分にも注意し、水分摂取量はコップ1杯までにしてください。それ以上摂取した場合は、ミニリンメルトの服用をとりやめます。
なお、部活動で夕食が遅い場合には、
・部活動の前に少しでも食べたり飲んだりしておく
・途中に休憩時間があればその間にも少し食べておく
・運動部で汗を多くかく場合には、家に帰ってではなく、部活動が終わった直後に水分を十分にとる
・夕食は米飯よりも水分量が少ないパンを主食にする(ただし、牛乳は飲まない)
などの対策が挙げられています1)
  1. 西 美和,夜尿症研究 2013;18:9-11.
A:
経鼻製剤はアレルギーなどにより鼻粘膜からの吸収が低くなり見かけの投与量が多いことがありますので、換算比率を用いたミニリンメルトの投与量設定は注意が必要です。

【夜尿症】換算比率は確立していません。薬物動態などを参考に以下の換算比率を想定していますが、この比率で経鼻製剤からミニリンメルトに切り替えた場合、同等かそれ以上の効果が得られる症例があるとの国内報告1)があります。本剤は120μgから開始し効果が不十分な場合に240μgへ増量して下さい。
デスモプレシン・スプレー10μg≒ミニリンメルトOD錠120μg
デスモプレシン・スプレー20μg≒ミニリンメルトOD錠240μg

【中枢性尿崩症】換算比率は確立していません2)。 ミニリンメルトへのへ切り換えは、低用量製剤である60μgから開始し、尿濃縮の程度と効果持続時間を確認しながら、患者の生活習慣を考慮し投与量や投与回数を決定することを推奨しています。
  1. 大友義之 他,小児科診療 2013;76(4):661-666.
  2. Arima H, et al,Endocrine J.2013;60(9):1085-1094.
A:
食後すぐ(食後30分以内)にミニリンメルトを服用した場合、吸収が低下し効果が減弱する可能性があります。このため、添付文書「用法・用量に関連する使用上の注意」に「食直後の投与は避けることが望ましい」と記載しています。
ミニリンメルトは、食後30分以内の服用は避け、また、食事と服用のタイミングを変えず(例えば、「昨日は昼食1時間後に服用し、今日は昼食30分前に服用」のような服用タイミングの変更はしない)服用してください。食後投与から食前投与に変更した場合、血中デスモプレシン濃度が高くなり副作用の発現リスクが上昇する可能性があります。